岳南鉄道@(吉原)
静岡県富士市に本拠地を構える私鉄。
鉄道としての規模は小さく、9.2km間のみの路線しか保有していない。
だが大きな特色として、沿線に自動車工場、製紙工場などが多くあり、
私鉄にしては珍しい貨物輸送を現在も行っている。
使用されている車両は、『京王井の頭線』で使われていた、
3000系をワンマン対応にしている。
岳南鉄道 路線データ
路線距離(営業キロ):9.2km
軌間:1067mm
駅数:10駅
全線単線
「吉原駅」は『JR東海道本線』にもあるが、
それぞれの駅舎は独立している。
連絡通路はある。
『東海道本線』の「吉原駅」ホーム。
結構広く作られており、貨物車も常にいたりする。
『岳南鉄道』の駅舎は『JR』から離れており、
いちおう連絡橋を介して結ばれている。
そして私鉄では珍しく硬券が使われている。
吉原
1面2線
『岳南鉄道』は4台の電気機関車を保有しており、
これは、そのうちの一台。
ほとんど1番線に停車しているようである。
頭端式ホームになっている。
旅客の運行はどこにも直通していないので、
この頭端式ホームで終わる。
ただ、西側には『JR』と接続する留置線が広がっており、
非常に多くの貨車が留置されている。
『岳南鉄道』で使われている電気機関車はEDなどとなっており、
あまり『JR』では見かけないものである。
『JR』側とは、先の方で線路を介している。
『岳南鉄道』列車の到着。
『岳南鉄道』というと、赤い車両というイメージがあるが、
やってきたのは緑色に塗り直された車両である。
乗客の方はというと、
日中はからっきしのようである。
駅間もそれほどなく、駅数も少ないので、
都市的なロングシートである。
案内図で案内される駅数も少ない。
丁寧に、ワンマン駅か、無人駅かなどの表示もされている。
ワンマン対応なので、運賃箱が設置されている。
車両は古めいているが、運転台はしっかりとしており、
『京急』のようなワンハンドルとなっている。
車内設備はしっかりとさせたいらしく、
車内にデジタル表示があったりする。
『岳南鉄道』の駅名表示はこのような形。
「吉原駅」を出発する。
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